サムルノリで使う楽器
| 韓国の伝統打楽器を用いて独自のスタイルを築いたグループ名から、今では、その音楽スタイルをサムルノリと言う。4つの楽器での演奏はとても激しく、トランス状態に導くシャーマンのよう。太鼓と鐘物とのバランスが、一つの物語を作る。もちろん息が合わなくてはひとつになってリズムの流れを完成できない。 気象状態で表現すると、ケンガリという雷神が、嵐の前兆として雷鼓を鳴らし、モクモクと現れる雲(プッ)による「雷雲」、暴れ出す雨(チャンゴ)の「雷雨」、すさまじさを増す風(チン)の「雷風」、で全てがそろって雷動する。 嵐の前の静けさから、嵐(演奏)が起きて、その後に気持ちよく晴れる。自然現象に人力は及ばぬ所であるが、演奏によって表現する事はできる。 また、人間(チャンゴ)が単調な日常生活をもっと楽しむためには、太陽(チン)の情熱で陽気になり、月(プッ)の光に陶酔し、星(ケンガリ)を見ながら願い事をする。 繰り返される日々、どんな事があっても「明日は明日の風が吹くさ〜」の精神で頑張ろう、との思いで演奏する事ができる。 |
| ケンガリ | チャンゴ | プッ | チン | |
|---|---|---|---|---|
| 音 | 雷 | 雨 | 雲 | 風 |
| 形 | 星 | 人 | 月 | 太陽 |
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| 遠くのものまで引きつけるその高い音で全体を引き締める。リードする役目を担い、多くの個を一つの流れにまとめて行く。 | 土砂降り、霧雨、しとしと降る雨...と色々あるように、チャンゴの音色も様々。叩くときは自分の気持ちが伝わって音に表れる。 | ベースとなる音として心臓の鼓動のような音でリズムを刻み存在感ある音。振動を体全体で感じ、音は遠くまで延びる。 | その場の全体を包み込むような音。低い音から徐々に高くなり、一打でいつまでも響く音色の変化・余韻を楽しめる。 |